現代っ子世にはばかる

ゆとりを思う存分享受した世代です。

祝!『傘を持たない蟻たちは』ドラマ化


シゲアキ先生の短編小説である『傘を持たない蟻たちは』が、この度ドラマ化されることになりました〜!!いえーーーい!!


ドラマ化される話は、【にべもなく、よるべもなく】と【恋愛小説(仮)】と【インターセプト】の三つ。この三つについて語りたいと思います。





これはカサアリの中で映像化したら1番面白い!と思う、個人的に。途中まではよくある男女の話なんだけど、読み進めていくうちに、え…うそだろ…こわ…って不気味になってきて、読み進める手が止まらなくなるのよ!!最後なんて、ええええええええええこわあああああああああで幕を閉じるんですよ。世にも奇妙な物語系。


なんで不気味に感じるかって、この話は、最初は美女を落とそうとする男性目線で描かれて、今度はその美女目線で話が展開されてるんですね。男性目線の部分を読んでいるときは、なんてことなかったんですよ。そしてこれを描いているシゲアキ先生はモテ男なんだろうな、と。誰も落とせなかった美女を射程圏内に入れちゃうんだから。




さて、問題は美女目線部分ですよ。



男性目線部分では、彼女はツンとして、彼のさりげないスマートなアプローチに見向きもしない。しかし、思いもよらない共通点を通して、ぐっと距離が縮まり、あっという間に彼のペースに…。って感じなのね。しかしそれがどっこい、彼女の方が彼より何億倍も上手だった。美女目線部分を読んだとき思わず、ええええ!あのときのあれ、実は彼女の策だったのかよーーー!って叫んだわ!(心の中で)  女って怖い…っていうかこの美女やべえやつだわ…。最後のページなんてもう…ホラーだね!




でもすごく劇的というか、起承転結はっきりしてるというか、とにかく映像化が楽しみ!






2.【恋愛小説(仮)】
この話は、最初ファンシー感にびっくりした。シゲもこういうファンシー設定の小説書くんだ。笑  
ざっくり説明すると、自分がPCに書いた話がそっくりそのまま自分の夢になって出てくる→その夢に出てくる女性に恋してしまう


めちゃくちゃファンシーじゃん。なにこれいつもの悶々としたシゲアキタッチはどこいった。





って最初は思っていたわけですよ。でも実はその女性、主人公がかつて小学生のときに好きだった子。ここからシゲアキワールドが始まるわけですね!ふぉーーー!最高か!!!もちろん、その子と円満にいったはずもなく、彼にとってもやもやした、苦い思い出になってしまっていたんですね。(なぜ苦い思い出になってしまったかは、カサアリを読むorドラマ見て欲しい)






実はカサアリの中で1番、主人公が自問自答を繰り返し、悶々とした話なのではないかと個人的に思っています。最後も、その女性と巡り会って、結ばれました〜なんていうディズニー的展開ではないしね。そういうところが好きなんだけどね、シゲアキ先生っぽくて。



私はその女性、本仮屋ユイカ希望!




3.【にべもなく、よるべもなく】

この話が映像化って知って驚いたよ!攻めたな、フジテレビさんよ!これは話のエンターテイメント性より、衝撃だね。


思春期真っ盛りの、男子中学生の話。そして同性愛の話でもあります。いやー生々しい!とにかく全体を通してじとーっとしてる。





主人公の男子中学生、純くんは同じ中学の先輩(男同士)がイチャイチャしてるところを偶然にも見てしまい、そこから話が展開されていきます〜。

その光景を見たときは、気持ち悪い、吐き気がする。と嫌悪感をあらわにしていた純くん。




しかし純くんはあとで、

僕は同性愛者を気持ち悪いと思っているのは確かだ。しかし、彼らも好きでそうなんじゃなくて、たまたま好きになった人が男なだけであって、僕が知らないだけで、実はそういう人たちは少数派ではなく、多数派なのかもしれない。理解出来ない僕が悪いんだ(的なこと)って言っています。






ほんとに核心つくな!私も、今までずっと純くんが言ったことと同じことを思ってた。きっと、実はこういう考えの人はたくさんいると思う。

同性愛者は今は当たり前だし、実際にいることも知ってるんだけど、どこか他人事で自分には関係ないって思ってたような…。でも理解出来ないのは悪いことだと思っているから、理解してるフリをするっていう…。




同性愛やバイセクシュアルが遠い他人事だと思ってた人はぜひ見て欲しい!!はっとさせられるというかなんというか。最後は、私たちみたいな理解してる風の人たちがどうしたらいいのかも書かれています!、!




カサアリの中でも一番、映像化されたときの想像がつかないのがこの話!でも一番楽しみだな、私は!!!

ここ最近、同性愛者とかバイセクシュアルが話題になってるし、逆にこの話をピックアップしてくれたおかげで、考えるきっかけになったから、よかったのかもしれない。(大げさ笑)